別居後の面会交流の事、離婚後の共同親権の事。
「 面会交流 」
面会交流という制度をご存知でしょうか?
私たちは配偶者の暴力から逃げるため、別居、離婚を選びました。
家から出るのは、文字通り命がけでした。
家を出れば、離婚できれば、何とかなると思っていました。
でも違いました。
「子どもと会わせろ」
面会交流の申し立てがされましたと、裁判所から手紙が届きました。
「面会は同居親の義務。出来ないなら親権者として不適格」
「今まで暴力があったとしても、これからも暴力を振るうという確証はない」
こんな言葉を裁判所の調停委員や調査官から言われました。
助けてください。
私たちはただ安心して暮らしたいのです。
子どもを危険にさらしたくないのです。
恐怖に支配された生活に、もう戻りたくはないのです。
「 共同親権 」
現在は、離婚すると両親のどちらかが親権を持ちます(単独親権)。
共同親権とは、離婚後も両親共に親権を持つ制度です。
「離婚しても子どもにとっては親に変わりない」確かにそうです。
でも待ってほしい。
面会交流制度を思い出してほしい。
子どもの安全は?私たちの生活の安全は??
誰も守ってはくれません。
加害者から逃げる権利が保障される社会になるまで
離婚後の共同親権は待ってください。
私たちについて
私たちは、面会交流に悩む同居親と子どもの会です。
DVや虐待で配偶者と別れる事を決めた私たちは
裁判所の面会を強制する姿勢にとても困っています。
私たちが声を上げると
「連れ去り」、「虚偽DV」、「でっち上げDV」
などと様々な言葉で罵倒されます。
必死で逃げてきたのに、必死で子どもを守ろうとしているのに
勇気を出して発した言葉をそんな風に言われてしまうのは
とても辛く、恐ろしく、悲しい事でした。
私たちは表に出る事ができません。
私たちの事を狙っている加害者がいるからです。
けれども私たちは、私たちの事を沢山の人に知って欲しい。
どうか力を貸してください。
私たちの事を知ってください。
私たちと同じように困っている同居親の方、子どもたち
話しを聞かせて貰えませんか?
安心して暮らせる毎日が、一日も早く訪れますように。