当事者の「声」
「もしお子さんが、お父さんに対して悪いイメージを持っているなら、それを変えないと将来に影響が出ますよ」
面会交流調停にて 調査官から
子どもが嫌がっていたにも関わらず試行面会が強行された後、父親から写真を撮られたこと、手を触られたこと等嫌だったと言い、その直後から指噛みが始まり、手指の出血も酷く爪が剥がれ、一時期鉛筆も持てないほどに悪化し、精神的にも不安定になりました。その事を調停で伝え、面会は控えてほしいと言っても上記のような事を言われました。
たった一回の面会ですが、子どもにとってはトラウマになるほど嫌な記憶になっています。こどもは実験道具じゃないし、幼いからといって何も感じないわけではありません。
「ルールなんだよ!みーんなやってるんだよ!従うんだよ!子供が不安定になっても熱出してもやるんだよ!みんなやってるんだよ!知らんけど」
面会交流調停にて 裁判官から
裁判官から上記のように迫られ「弁護士に相談してから決めたい」と言ったが、「今すぐここで来月の日取りと場所を決めなければいけない」と更に迫られ、逃げ場は無かった。
「審判に従って下さい。おこさんが嫌がっても連れていき2時間きっちり面会して下さい」
面会交流の間接強制 審尋にて 裁判官から
子どもが試行面会で相手方に恐怖感を抱いて面会を早くに切り上げた事から「途中で帰りたいと子どもが言ったらどうすれば良いか?」と聞いたところ、この答えが返ってきました。
「どんなに危険だと思っても、どんな親かは子どもが自分で確認しなくちゃいけない」
面会交流調停にて 調停委員から
まだ発語もままならない子どもを危険な目に合わせたくない。子どもがもう少し成長し、自分の感じた事を話せるようになるまでは待ってほしいとお願いしたが、聞き入れては貰えなかった。
「持病があっても、面会の日を最優先にして体調を調整すしないといけない。体調不良でも何回も面会を延期したら、医師の診断書があっても間接強制の対象となる」
面会交流調停にて 調査官・調停委員から
母子共に体が弱く子どもは通園もままならない状態の為、月に一度決められた日に来て欲しいと言われてもそれは凄く難しいと伝えたが上記の事を言われた。日常生活に加え頻回な通院で子どもと二人なんとか生きている状態であるにも関わらず、実父との面会を最優先しなければならないと言われ、優先順位が変だと思った。
「面会ができないなら、親権者として適当とは認められない可能性が高い」
面会交流調停にて 調査官から
夫からの暴力で心身共に辛く、今すぐに面会を実施しなさいと言われてもとても応じられる状況ではないと伝えた際に言われました。では暴力的な父親の元で育つ事が子どもの為なのか?なぜ、面会をする事=親権者としてふさわしいと判断するのか理由を知りたいと思いました。